10日、来週12日から開催する室内ハードコート大会「ATP500 サンクトペテルブルク」のドローが発表された。当初エントリーしていた錦織圭(日本/日清食品)の名前はなく、欠場となった。【実際の…

10日、来週12日から開催する室内ハードコート大会「ATP500 サンクトペテルブルク」のドローが発表された。当初エントリーしていた錦織圭(日本/日清食品)の名前はなく、欠場となった。【実際の動画】錦織 右肩の治療も受け敗れるも「今までの中では一番良い試合」錦織は「全仏オープン」で2試合の5セットフルマッチを戦い、記者会見ではできるものはすべてエントリーするとしつつ、「さすがに全部は出ないと思います」とも語っていた。

その一方で2回戦の第4セット途中では右肩の治療を受けており、「若干心配」「3か4セット目に痛みが出始めて、ちょっとサーブがきつかったので、5セット目はファースト(サーブ)を入れにいく形になってしまいましたね」とも明かしていたため、大事をとっての欠場で、大きな影響がないことが願われる。

今回欠場を選択した錦織の次戦は、19日開幕の「ATP250 アントワープ」となっている。クレーコートで少しずつ試合勘を取り戻し、「全仏オープン」2回戦後には、「まだまだ自分の良い時にはまったく達していない」としつつも「(復帰後)今までの中では一番良い試合」と語っていた錦織。

得意のハードコートで、更に感覚を取り戻すことが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)