明治安田生命J1リーグ第21節の1試合が10日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島アントラーズが横浜FC…

明治安田生命J1リーグ第21節の1試合が10日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島アントラーズが横浜FCを3-2で下した。

7連勝からの2連敗で勢いに陰りが見える8位鹿島は3試合ぶりの勝利がかかる今節に向け、前節の先発から1選手を変更。永戸が左サイドバックに復帰した。一方、横浜FCは2試合ぶりの白星を敵地で狙う今節に。前節から2選手が入れ替わった先発に手塚、皆川が入り、瀬沼と皆川の2トップでスタートした。

能動的な戦いを志す両者による試合はあっという間に均衡が破れる。横浜FCが敵陣やや中央寄りの左サイドでFKのチャンスを獲得した2分、キッカーの手塚が左足でクロスを供給すると、ボールが左サイドのフリースペースに。瀬沼が右足ボレーで合わせたボールが決まり、アウェイの横浜FCが先制する。

早々に守りが乱れてしまった鹿島はすかさず反撃に転じようとするが、次のゴールも横浜FC。右CKのチャンスを手にした13分、左サイドでセカンドボールを回収した松尾が和泉をいなして中にカットイン。その流れから右足シュートの形に持っていくと、ゴール右下に決まり、横浜FCが追加点を奪った。

15分以内に2失点を喫してしまった鹿島は小泉が右サイドからクロスを供給した20分、ボックス右のファン・アラーノが右足シュートに持っていくが、相手GKが好守で阻止。続く24分にも小泉の右サイド深くからのクロスにチーム最多11得点のエヴェラウドがヘッドで合わせるが、枠内に飛ばせない。

後半も入っても攻撃姿勢がゴールに結びつかない鹿島は57分に白崎、上田、荒木の交代カードを切る。すると、荒木が味方との連携も駆使してボックス右に侵攻した58分、中央のエヴェラウドがこぼれ球を拾ったファン・アラーノのパスに右足ダイレクトで合わせ、これがゴール右に。鹿島が1点差に詰め寄る。

この勢いに乗じて一気に追いつきたい鹿島は68分に4枚目のカードで永木を投入。70分に齋藤、瀬古、一美を送り出した横浜FCを押し込み続け、守りを強いる。さらに、最後のカードで松村も送り込み、より前ががっていったが、横浜FCも残る交代枠も使いながら集中を切らさず、1点リードで最終盤を迎える。

しかし、勝ち点を諦めない鹿島が右CKのチャンスを獲得した88分、キッカーの永木が上げたアウトスイングのクロスにファーサイドのエヴェラウドがヘッド。田代がヘッドでクリアを試みたボールがGK六反の手を弾いてゴールマウスに吸い込まれ、鹿島がオウンゴールで追いつく。

さらに、後半アディショナルタイム2分、鹿島が再び右CKのチャンスを獲得すると、キッカーの永木がクロスを上げ、ボックス左でこぼれ球を回収した荒木が鋭い反転から折り返す。これを小泉が押し込み、鹿島が土壇場で勝ち越した。結局、このままタイムアップ。0-2からの逆転で横浜FCを下した鹿島が連敗をストップした。

鹿島アントラーズ 3-2 横浜FC

【鹿島】

エヴェラウド(後12)

OG(後43)

小泉慶(後45+2)

【横浜FC】

瀬沼優司(前2)

松尾佑介(前13)