テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-3, 6-2, 5-7, 4-6, 6-1のフル…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-3, 6-2, 5-7, 4-6, 6-1のフルセットで破り、2016年以来4年ぶり5度目の決勝進出を果たした。会見では、全仏オープンで12度の優勝を誇る第2シードのR・ナダル(スペイン)との決勝について「彼はラファ。最高の試合を楽しみにしている」と意気込んだ。
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両者は56度目の顔合わせで、ジョコビッチの29勝26敗。全仏オープンでは1勝4敗で、ジョコビッチは2015年の準々決勝でナダルに勝利している。
「彼(ナダル)はこの大会で多くの優勝を飾っている。このコートで2回しか負けていない。5・6月に行われるいつもの大会と比べて状況は違う。それは自分にチャンスがあると思う」
「彼はまだここにいる。僕らは対戦する。5セットマッチのローランギャロスの決勝で彼との対戦。それがどんな気持ちかは知っている。このコートでは彼にほとんどで負けている。でも2015年には唯一の勝利を飾った。あの試合を思い出し、あの試合から前向きなものを持ち出し、彼に対する戦略として使うように努めようと思う」
この日、ジョコビッチはチチパスから第3セットでマッチポイントを握った。しかし、このチャンスを逃すとファイナルセットへ突入。その後は息を吹き返したジョコビッチが第2ゲームから6ゲーム連取の猛攻で、3時間54分におよぶ死闘を制した。
ジョコビッチは「今日の試合は4時間ほどだったけど、肉体的な疲労はあまり感じていない。素晴らしい戦いだった。体調はいい」と現状を明かした。
「第3・第4セットで終わらせることができなかったことは満足しなかった。でも精神的な落ち着きを維持できたことはとても満足。自分の方が勝っていると思えていた。プレーをして居心地のよさを感じていた。彼(チチパス)は最高のテニスをした」
「第4セットは何度も彼のサービスをブレークするチャンスがあったし、より早く試合を終わらせるチャンスがあった。彼はファイター。彼は世界でもベストな選手の1人。初めてのグランドスラム決勝へ向けて戦っていた。でも最後は彼のエネルギーがなくなってしまったんだと思う。そこで自分はステップアップして、最高の形で試合を終えた」
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