10日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会14日目。女子シングルス決勝で、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)と世界54位のイガ・シフィオンテク…

10日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会14日目。女子シングルス決勝で、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)と世界54位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が対戦する。両者の試合は第1試合で、日本時間22時に開始予定。【トーナメント表】全仏OP女子シングルス【LIVE速報】ケニン VS シフィオンテク 全仏OP女子シングルス決勝

ツアーでは今回が初対戦となる二人だが、2016年の「全仏オープン」ジュニア3回戦で戦った際は、シフィオンテクが6-4、7-5のストレートで勝利した。

「全豪オープン」に続き、今シーズン2度目のグランドスラム優勝を目指す21歳ケニン。準決勝で過去0勝2敗だったペトラ・クビトバ(チェコ)を撃破しての勝ち上がりだ。一方の19歳シフィオンテクは、今大会ノーシードながらここまですべてストレート勝利という強さを見せている。4回戦では第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に圧勝した。

ケニンは準決勝後の記者会見で、シフィオンテクについて「ジュニアの時、彼女に負けたことを覚えている」と話した。

「もちろん、二人とも今はもうあの時とは違うプレーヤー。つまり、今の彼女を把握しなければならない。彼女はここで素晴らしい2週間を戦っている。素晴らしい結果を出してきていて、本当に良いテニスをしている」

その上で、決勝に向けては「メルボルン(全豪オープン)での経験を活かして、決勝でそれが私の力となることを願っているわ」「本当に勝ちたい。何とか緊張に負けないようにしないとね。もちろん、勝てる可能性は十分にある」と強い意気込みを見せた。

一方、挑戦者となるシフィオンテクは対照的な発言をしている。

「まさか決勝にいけるなんて、思ってもみなかった。信じられないわ。自分のことを信じ続けてはいるんだけど、ちょっと驚き。夢が叶ってゆくような気持ちだわ」「勝っても負けても気にしない。自分のベストなテニスをするだけ。決勝進出も素晴らしい結果なので、私には全くプレッシャーがないわ」

全豪覇者であるトップ10と、ノーシードがぶつかることになった女子シングルス決勝。「全仏オープン」初優勝を勝ち取るのはどちらの選手か。

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(テニスデイリー編集部)

※写真はケニン(左)とシフィオンテク(右)

(Getty Images)