川崎フロンターレの主将・MF中村憲剛が11月30日、ブログを更新。南米コロンビアで起きた飛行機墜落事故で、昨季までチームメートだったMFアルトゥール・マイアが犠牲になったことを受け、死を悼んでいる。マイアは、1992年生まれのブラジル出身。…

川崎フロンターレの主将・MF中村憲剛が11月30日、ブログを更新。南米コロンビアで起きた飛行機墜落事故で、昨季までチームメートだったMFアルトゥール・マイアが犠牲になったことを受け、死を悼んでいる。

マイアは、1992年生まれのブラジル出身。昨年8月に期限付きで川崎へ加入し、11月に契約満了により退団。今年からシャペコエンセでプレーしていた。

この日は『アルトゥール マイア』とエントリー。「突然の話に大きなショックを受けています。信じられない気持ちです」と中村。「私たちは共に戦った大切な家族でもあるアルトゥール マイア選手と、サッカーを愛する未来ある多くの選手たちを失いました」と悲痛な想いを続けた。

「昨シーズン、途中加入という難しい状況であるなかマイアは日本の文化に慣れようと、私たちに溶け込もうと、フロンターレのサッカーに適応しようと、日々の努力を惜しまず一切妥協をしない素晴らしい選手でした」とマイアの生前を振り返る。

「まだ24歳。ただただ残念です。」

最後に中村は、シャペコエンセに関わるすべての人々へ、「謹んでお悔やみ申し上げますとともに、マイア、そして亡くなられた方に心からご冥福をお祈りいたします」とつづっている。

ファンからも「悲しくて寂しいです」「ショックと悲しみでいっぱいです」「あまりにも突然で胸が痛く言葉がありません」「マイア選手のチャントが頭の中で鳴り響いています」「まだまだ志半ば、どんなに悔しかったことでしょうか」「サインに快く対応していた時のマイアの笑顔を今でも思い出します」「マイア選手の分まで憲剛さん、そしてフロンターレ全員で魂のこもったプレーをみせてください!」などの悲しみのコメントが寄せられていた。

ブラジルのサッカークラブ・シャペコエンセの監督や選手、報道陣などを乗せたチャーター機は現地時間の11月28日、コロンビアのメデジン近郊で墜落。乗務員含め71名が死亡したと伝えられている。

中村憲剛 参考画像(2016年6月25日)(c) Getty Images

中村憲剛 参考画像(2016年6月25日)(c) Getty Images