現地9日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会13日目。男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第5シードのステファノ…

現地9日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会13日目。男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。ジョコビッチが第1セットを6-3で先取した。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス

両者の過去対戦成績はジョコビッチの3勝2敗で、グランドスラムでは初対戦となる。ジョコビッチは準々決勝では首の右側に大きな湿布を貼り、左腕を気にする仕草も見せていた。記者会見では「問題ないよ」「試合が進むにつれて、体が温まってきて、痛みも薄れてきたと思う。そのおかげでプレーも良くなっている」と話していたが気になるところだ。

一方のチチパスは「対戦相手は対戦相手。怪我の有無は関係ない」「自分のやるべきことをやる。僕はここ数試合と同じ強さと集中力で試合に臨んでゆくので、そのことは忘れた方がいい」と話していた。先に決勝進出を決めたラファエル・ナダル(スペイン)への挑戦権を得るのはどちらか注目だ。

第1セットはジョコビッチのサービスゲームからスタート。立ち上がりで0-40となるが、4本のピンチをしのいでキープする。すると第2ゲームでは一転し1本のチャンスでブレークに成功。第3ゲームはラブゲームでキープし、序盤3ゲームを連取する。

ジョコビッチは第7ゲームでもピンチとなるが、これもセーブ。そしてサービング・フォー・ザ・セットでは40-0から追い上げられるがキープし、第1セットを先取した。

チチパスはラリーの展開を作れているが鉄壁のディフェンスに阻まれ、イライラする様子も見せている。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Anthony Dibon/Icon Sport via Getty Images)