現地9日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会13日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。ナダルが6-…

現地9日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会13日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。ナダルが6-3、6-3、7-6(0)で勝利し、4年連続で決勝へ進出した。これでナダルは前人未到の13度目の優勝と、ロジャー・フェデラー(スイス)に並ぶグランドスラム20度目の優勝へ王手をかけた。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス

第3セットはナダルのサービスゲームからスタート。第1、第2セットを連取して勢いに乗るナダルと、必死に追うシュワルツマン。

お互いにサービスゲームをキープし迎えた第4ゲームで、ナダルが0-40とチャンスをつかむと、先にブレーク。しかし続く第5ゲームで珍しくネットプレーでミスをしてブレークポイントを握られる。一旦はしのいでデュースに持ち込むが、ブレークバックされた。

ナダルはすぐに突き放そうと、第6ゲームをラブゲームでブレークするが、続く第7ゲームで粘るシュワルツマンにまたすぐ返され、リードを作ることができない。更に第11ゲームでは15-40のピンチに。だが合計3本のブレークポイントをしのいでキープし、そのままタイブレークへもつれる。

それでもこのタイブレークでは、1ポイントも与えず勝利。前哨戦「ATP1000 ローマ」でのリベンジを果たし、今大会1セットも落とさずに決勝へ進出した。

ナダルは、この後に行われる第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)の勝者と決勝で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Shaun Botterill/Getty Images)