現地8日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会12日目。車いすの部女子シングルス準決勝が行われ、大谷桃子(日本/かんぽ生命)と上地結衣(日本/三井住友…

現地8日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会12日目。車いすの部女子シングルス準決勝が行われ、大谷桃子(日本/かんぽ生命)と上地結衣(日本/三井住友銀行)が揃って勝利。決勝は日本人対決となった。【実際の動画】全米OPで上地と大谷が見せた白熱のラリー

グランドスラム出場2大会目の大谷はこの日、第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)を相手に7-5、6-4で金星を挙げた。一方第2シードの上地もアニーク・ファンクォト(オランダ)相手に6-2、6-2と快勝した。

また車いすの部男子シングルス準決勝に出場した国枝慎吾(日本/ユニクロ)は、惜しくも敗れた。

大谷と上地は先月の「全米オープン」でも対戦しており、その際は上地が勝利。今回の決勝はどうなるか注目だ。

【大谷桃子インタビュー】

Q.準決勝を振り返って

「勝ったことがなかったので、いずれ倒さなければいけないと思っていましたが、グランドスラムの舞台で勝てるとは思っていなく驚きました。最後の2ゲームぐらいですかね。ちょっとビビってました(笑)。応援してくださる方が増えてきたのはちょっと実感していましたし、ここで負けちゃいけないという思いもあったので、だいぶ緊張してました」

Q.優勝への意識は?

「ここまで落ち着いて試合に入れているので、あまり緊張せずに、落ち着いて取り組みたいなと思います。(優勝は)意識しますけれど、意識しないように自分を抑えたいと思います」

【上地結衣インタビュー】

Q.準決勝を振り返って

「昨日は初戦だったということもあって、特に序盤は自分でも硬いなという風に感じていました。今日はリラックスして、最初の方からしっかりやるべきことを出来てたかなと思いますね。ただちょっと中盤でデュースが長く続いたところや、セカンドセットの入りで、展開が彼女の方に転んでもおかしくないような感じになってしまっていたので。そのまま、ずるずるいかなかったのは良かったと思いますけど」

Q.決勝は日本人対決

「いやー、もう本当にこんな日が来るとは思わなかったので、すごく楽しみですね。今はすごく楽しみですけど、明日はちょっと緊張するんじゃないかなと思います」

(テニスデイリー編集部)

※写真は大谷(左)と上地(右)

(Getty Images)