日々発展を続ける最新技術だが、その進化はサッカー界にも及んでいるようだ。 スペインサッカー連盟(RFEF)は7日、最新技術を使って、オーダーメイドのスネ当てを製造する動画を公開。映像内では、今回久々の代表招集を受けたアーセナルのMFダニ・…

日々発展を続ける最新技術だが、その進化はサッカー界にも及んでいるようだ。

スペインサッカー連盟(RFEF)は7日、最新技術を使って、オーダーメイドのスネ当てを製造する動画を公開。映像内では、今回久々の代表招集を受けたアーセナルのMFダニ・セバージョス専用のスネ当てが製造されるまでの工程を紹介している。

まずは、セバージョスのヒザ下をiPadのカメラを使ってスキャンし、個人によって異なる足表面の形状をデータとして把握。このデータを元に、スネの部分にジャストフィットする形状のスネ当てのモデルをCGを使って製作している。

そして驚きなのが次の工程だ。何と3Dプリンターを使い、CGデータを現実のものとして製造すると、さらにデザインも個人に合わせてカスタマイズされている。セバージョスは自身の名前の他、家族の写真をプリントしており、完全にパーソナライズされた世界に一つだけのスネ当てが完成している。

新たなスネ当てを手にしたセバージョスは、7日に行われた国際親善試合のポルトガル戦では先発出場を果たしている。