サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goal…

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回は元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏がリヨンで決めたゴールだ。

母国ブラジルでのデビューを経て、2000年にリヨンに移籍したジュニーニョ氏。抜群のFK精度を誇り、公式戦343試合で100ゴール72アシストを記録するなど、リヨンのリーグ・アン7連覇に大きく貢献した。

FKからの美しい得点の印象が強いジュニーニョ氏だが、2005年5月21日に行われたリーグ・アン第37節のマルセイユ戦では、抜群のテクニックで、流れの中からもスーパーゴールを決めている。

0-0と拮抗した展開の中でも迎えた55分、右サイドを攻め上がったMFフローラン・マルダがクロスを上げる。これは相手にクリアされるものの、ジュニーニョがボックスの外でクリアボールを拾う。キックフェイントでプレスに来た相手をかわすとそのままゴールに向かってドリブルを開始。飛び込んでくる相手2人を軽やかなタッチであっさりかわすとボックスに侵入してシュート。ゴール右下のコースにしっかり決まり、見事な先制ゴールを決めている。

このゴールがこの試合唯一の得点となり、リヨンが1-0でマルセイユとのビッグマッチを制している。