「全豪オープン」の前哨戦として知られ、毎年シーズン開幕直後の1月に開催される「ATP250 オークランド(男子)/ASBクラシック(女子)」。主催者側は現地6日同大会公式サイトで、2021年は…

「全豪オープン」の前哨戦として知られ、毎年シーズン開幕直後の1月に開催される「ATP250 オークランド(男子)/ASBクラシック(女子)」。主催者側は現地6日同大会公式サイトで、2021年は新型コロナウイルスの影響により中止することを発表した。【最新】ATPツアー 今季残りのスケジュールは?

米テニスメディアのTENNIS.comによると、会場のあるオークランドは現在(7日9:00時点)感染者がいないものの、ニュージーランドへの入国には厳しい制限がかけられているという。

トーナメントディレクターは「このニュースをお伝えするのは非常に残念だが、安全性を最優先しなければならない」とコメント。

「大会を実現させようと、たゆまぬ努力をしてくれたチーム、ボランティア、そして我々のスポンサーに感謝を申し上げたい」「来年、オークランドで再び大会を開催することを楽しみにしている」

一方、TENNIS.comによると2021年「全豪オープン」は大会に出場するために2週間の隔離が必要となるが、大会側が行っている準備のもとでトレーニングを行うことが許可されると選手たちに伝えられている。またオーストラリアテニス協会は、オーストラリアの様々な都市に、選手が年明け2週間前に到着できるような施設を用意する予定だという。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「ATP250 オークランド」の様子

(Photo by Greg Bowker/Getty Images)