陣営も勝利を予告「オーストラリアを喜ばせるだろう」 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に挑戦するジェイソン・マロニー(オーストラリア)。31日(日本時間11月1日)に米ラスベガスで行われるタイトルマッチへ…

陣営も勝利を予告「オーストラリアを喜ばせるだろう」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に挑戦するジェイソン・マロニー(オーストラリア)。31日(日本時間11月1日)に米ラスベガスで行われるタイトルマッチへ向けて、自身のツイッターで「俺は世界王者になる」と意気込みを綴った。

 自身2度目の世界戦へ向けて、すでに開催地のラスベガス入りしているマロニー。バンタム級の盟主・井上に対して下馬評は圧倒的に不利だが、並々ならぬ意欲を示している。

 29歳のマロニーは自身のツイッターで「俺は人生の17年間をボクシングに捧げてきた。10月31日に夢が現実になる。世界統一王者に俺はなる」と綴った。

 マロニーは2014年にプロデビュー。地域タイトルを次々と獲得した後、デビュー17連勝で挑んだIBF同級王者(当時)エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に破れ、プロ初黒星を喫した。再起後は4連勝。再び上昇気流に乗って井上戦に臨む。

 意気込むマロニーを後押しするのは、マネージャーを務めるトニー・トーリ氏だ。「この戦士を誇りに思う。ジェイソン・“メイヘム”・マロニーは、ボクシングで不朽の名声を得るためにすべてを出し尽くし、オーストラリアを喜ばせるだろう」とツイートし、マロニーの勝利を予告している。

 米専門誌「ザ・リング」の団体を問わないバンタム級ランキングで7位につけるマロニー。井上自身「カシメロより穴がない」と警戒していたが、間違いなく侮れない相手だ。(THE ANSWER編集部)