スペイン代表に招集されたウォルバーハンプトンのFWアダマ・トラオレが意気込みを語っている。 10月に行われる国際親善試合とUEFAネーションズリーグ2020-21に臨むスペイン代表のメンバーに招集されたトラオレだったが、マリの国籍を持つト…

スペイン代表に招集されたウォルバーハンプトンのFWアダマ・トラオレが意気込みを語っている。

10月に行われる国際親善試合とUEFAネーションズリーグ2020-21に臨むスペイン代表のメンバーに招集されたトラオレだったが、マリの国籍を持つトラオレに対し、マリ代表も招集をかけている状態だった。

A代表でのプレー経験がないトラオレは、スペインとマリのどちらかを選ぶ権利があったが、改めてスペイン代表を選んだとスペイン代表の公式インタビューで応えた。

「とても幸せだよ。スペイン代表に選ばれることは夢だったからね。もう一度ここに来られて嬉しい。デビューが叶うことを願っている。スペイン代表に呼ばれ、情報を求められていると聞いて、とても嬉しかった」

トラオレがスペイン代表に招集されるのはこれが3度目のこと。2019年11月に追加選手として代表初招集を受けたが、負傷により辞退。さらに2020年9月にも招集されたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のIgG抗体(既に感染した人の血液中にみられる免疫物質)が見つかり、辞退を余儀なくされていた。

「新型コロナウイルスの影響でスペイン代表を離れなければならなかったことは、とても悲しい瞬間だった。だけど、今ここにいられて嬉しい。大きな希望と、代表チームを助けるためにプレーしたいという気持ちを持っている」

トラオレの念願の代表デビューは叶うのか。スペイン代表は8日にポルトガル代表と親善試合を行う予定だ。