Jリーグチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦が11月29日、鹿島アントラーズのホーム・カシマスタジアムで行われた。敵地に乗り込んだ浦和レッズは後半12分、阿部勇樹がPKを決め1-0で勝利。鹿島に先勝している。約2週間公式戦から離れていた浦和…
Jリーグチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦が11月29日、鹿島アントラーズのホーム・カシマスタジアムで行われた。敵地に乗り込んだ浦和レッズは後半12分、阿部勇樹がPKを決め1-0で勝利。鹿島に先勝している。
約2週間公式戦から離れていた浦和は慎重な立ち上がりも予想されたが、試合開始から鹿島のプレッシャーを押し返す勢いでプレー。槙野智章、森脇良太は普段よりも攻撃参加を控え、敵地で無理をするより締めるところは締めて第2戦のホーム・埼玉スタジアムで決着というねらいが見えた。
攻撃では鹿島のディフェンスに阻まれ決定的なチャンスを作れないでいたが、エリア内で興梠慎三が倒されPKを獲得。阿部がGK曽ケ端準の動きを冷静に見て真ん中に蹴り込んだ。
「本人(興梠)も古巣相手ですし蹴りたかったと思いますけど譲ってくれたんで、必ず決めなければいけなかった。決めることによってチーム、戦っているみんなの気持ちも楽になると思ったので外せないなと思った。自信を持って蹴れたので良かったなと思います」
ファンからは第1戦の結果に、「これで浦和が有利になったな」「浦和で決まりかな。リーグ戦の結果もあるし納得だろ」「PKばかりに目が行きがちだけど、その前に西川が1対1を防いだのが大きかった」「ホームで10年ぶりの戴冠を!」などの声が寄せられている。
10年ぶりのJリーグチャンピオンへ優位に立った浦和。対する鹿島は敵地で取り返すしかなくなったが、そのぶん思い切って試合に入れる。
Jリーグチャンピオンシップ第2戦は、12月3日19時30分キックオフ。