現地6日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会10日目。男子シングルス準々決勝で、第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第12シードのディエ…

現地6日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会10日目。男子シングルス準々決勝で、第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。ティームが第1セットを6(1)-7で落とした。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス

両者は過去に8度対戦しており、ティームから見て6勝2敗。ティーム、シュワルツマンともにクレーコートを得意としている選手で、シュワルツマンは前哨戦である「ATP1000 ローマ」では準優勝を果たしている。グランドスラム2大会連続制覇を狙うティームが、同世代のライバルを押さえてベスト4進出を果たせるのか、注目される。

第1セットはティームのサービスゲームから始まった。立ち上がり、第1ゲームでブレークポイントを握られたティームだが、サービスエースでピンチをしのぎ、キープ。その後も両者サービスゲームをキープする展開が続く。ティームは第2、第4ゲームともにラブゲームでキープされ、シュワルツマンからポイントを奪うことができていない。

しかし、第6ゲームでついにティームが15-40とブレークポイントを握った。1本はしのがれたが、続くラリーでティームのショットが際どくイン。シュワルツマンも抗議したが、ティームがブレークに成功する。

だが第7ゲームで、あっさりとブレークバックを喫してしまう。その後両者ともにチャンスはあったが決めきれず、タイブレークへもつれ込む。

ティームは序盤5ポイントを奪われると追いつくことができず、第1セットを落とした。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのティーム

(Photo by TPN/Getty Images)