全仏オープン4回戦、ベンチで食事するシグムントに海外注目 テニスの4大大会・全仏オープンは現地時間5日、4回戦で世界ランク66位ラウラ・シグムント(ドイツ)が同87位ポーラ・バドサ・ジベール(スペイン)に7-5、6-2で勝利した。この試合途…

全仏オープン4回戦、ベンチで食事するシグムントに海外注目

 テニスの4大大会・全仏オープンは現地時間5日、4回戦で世界ランク66位ラウラ・シグムント(ドイツ)が同87位ポーラ・バドサ・ジベール(スペイン)に7-5、6-2で勝利した。この試合途中、メディカルタイムアウトの時間にシグムントがベンチで“食事”をする様が話題となっている。フォークを使った“ガツガツタイム”の実際の動画を、海外メディアが公開している。

 シグムントは急いで食べた。相手のジベールがメディカルタイムアウトを取ったところ。バナナを片手に、関係者に何か食べるものを要求。コート外から容器を受け取り、ベンチに座ってフォークで食事を始めた。腰の治療を受ける相手をよそに、エナジーバーもガブリ。水を飲むと、ラケットでスイングを始めてゲーム再開に備えた。

 実際の動画を欧州衛星放送局「ユーロスポーツ」英国版ツイッターが公開。文面に「ラウラ・シグムンド以外にこれをやる人想像できる?」とつづったほか、英公共放送「BBC」は「全仏オープン2020:ラウラ・シグムンドが試合中に食事」との見出しで記事を掲載している。

 記事では「アンパイアは後にシグムンドに対し、こんなことは今まで見たことないと話し、シグムントはお腹の調子がよくなかったため、試合前にあまり食事をとれなかったことを説明した」と紹介されている。

 シグムントは「ポテトでもライスでもなんでもよかったんだけど、とにかく炭水化物が欲しかった」とコメント。「フォークを使ってあんな風に食べているのは、多分奇妙に見えたでしょうね。でも低血糖になるよりマシね」と語ったという。(THE ANSWER編集部)