男女共催の国際テニストーナメント「2016ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」が11月14日~11月20日まで、愛知県のスカイホール豊田で開催された。同トーナメントはツアー公式戦への登竜門となっており、日本人選手が国内で世界に挑戦す…
男女共催の国際テニストーナメント「2016ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ」が11月14日~11月20日まで、愛知県のスカイホール豊田で開催された。
同トーナメントはツアー公式戦への登竜門となっており、日本人選手が国内で世界に挑戦することができる。9回目を迎えた今大会の観客動員数は7991名。男子シングルス32名、ダブルス16組、女子シングルス32名、ダブルス16組が出場した。
男子シングルス決勝戦には、本大会3度目の優勝を目指す伊藤竜馬(北日本物産)が進出。3度目の出場となるオーストラリアのジェームス・ダックワースと対戦した。手術後の復帰戦で初めて決勝に進出した伊藤だったが準優勝に終わり、ダックワースが初優勝した。
伊藤は、「手術から復帰して5大会はうまくいかないことが多かった。兵庫ノアチャレンジャーから少しずつプレーもよくなってきて、相性の良いこの大会で決勝まで勝ち残れたことを大変満足している」とコメントしている。
女子シングルス決勝戦は、ベラルーシのアリーナ・サバレンカとオーストラリアのリゼッテ・カブレラの10代対決となった。試合は、第2シードのサバレンカが勢いあるプレーと気合いでゲームを支配。今大会初出場のサバレンカが初優勝した。
男子ダブルスはオーストラリアのジョン パトリック・スミス/マット・リード、 女子ダブルスは大前綾希子(島津製作所)/セニア・リキーナ(ロシア)が優勝した。
今大会は、男子シングルス主催者推薦で出場した19歳の高橋悠介(フリー)がATPチャレンジャーツアー大会本戦初出場にも関わらず、ベスト8進出を果たしている。女子シングルスは、8強中5名が10代と若手の活躍が目立った。
ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジで優勝したサバレンカ(左)と準優勝のカブレラダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ公式Facebookより
ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジで優勝したリード/スミス組(左)と準優勝のネデュンチェジアン/ランカット組ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ公式Facebookより
ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジで優勝した大前/リキーナ組(左)と準優勝の奥野/藤原組ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ公式Facebookより