現地5日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会9日目。男子シングルス4回戦で、第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が世界63位のマートン・フチ…

現地5日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会9日目。男子シングルス4回戦で、第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が世界63位のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦。ルブレフが6(4)-7、7-5、6-4、7-6(3)で勝利し、初のベスト8進出を果たした。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス

22歳のルブレフは今シーズン絶好調。1月の「ATP250 ドーハ」と「ATP250 アデレード」、そして「ATP500 ハンブルク」では初のATP500カテゴリのタイトルを獲得と、既に3度優勝している。

「全仏オープン」開幕日に「ATP500 ハンブルク」決勝を戦ったため、疲労が心配されたが、1回戦で世界48位のサム・クエリー(アメリカ)とのフルセットマッチを戦い抜くと、初のベスト8進出を果たした。これでツアー再開後は14勝3敗、「ATP500 ハンブルク」から9連勝となっている。

この試合は3時間54分のロングマッチとなり、スコアも競った。それでもブレークポイントではルブレフが12本中7本で成功、フチョビッチは16本中5本と、勝負所で競り勝った。

グランドスラムでのベスト8進出は、これで3度目。先月の「全米オープン」に続き結果を残している。初のベスト4を狙う準々決勝では、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのルブレフ

(Photo by Shaun Botterill/Getty Images)