現地5日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会9日目。男子シングルス4回戦で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が、第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。チチパスが…

現地5日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会9日目。男子シングルス4回戦で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が、第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。チチパスが6-3、7-6(9)、6-2のストレートで勝利し、同大会初のベスト8進出を果たした。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス

チチパスのグランドスラムベスト8進出は、ベスト4へ進出した2019年「全豪オープン」以来2度目。その後グランドスラム5大会では早期敗退が多かったが、ここにきて結果を残した。

同大会初のベスト4を狙う準々決勝では、第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。実はこの二人は前哨戦の「ATP500 ハンブルク」決勝でも対戦。「全仏オープン」開幕日の9月27日に行われるという異例のスケジュールの中、チチパスが4-6、6-3、5-7と接戦の末敗れていた。

チチパスにとってはその決勝の10日後に、より大きい舞台でのリベンジのチャンスがまわってきたことになる。ルブレフは今シーズン3度優勝しており、29勝6敗。ツアー再開後も14勝3敗と絶好調だ。そのルブレフからリベンジなるか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのチチパス

(Photo by Julian Finney/Getty Images)