ほのか連載:『ハピ・スポ・タイム』 第13回 フライボード編(3)ほのか、キュートな厳選カット集はこちら>>「スポーツ大好き! ほのかです」フライボード挑戦でガッツを見せたほのかさん これは『ハピ・スポ・タイム』のオープニングで、ほのかさん…
ほのか連載:『ハピ・スポ・タイム』
第13回 フライボード編(3)
ほのか、キュートな厳選カット集はこちら>>
「スポーツ大好き! ほのかです」
フライボード挑戦でガッツを見せたほのかさん
これは『ハピ・スポ・タイム』のオープニングで、ほのかさんが満面のスマイルを浮かべながら、自己紹介をするときの決めフレーズ。
そして、この言葉が本当に彼女自身を表していると感じられるのが、今回の『ハピ・スポ・タイム』だ。
フライボード編の3回目となる今回は、いよいよほのかさんがフライボードにチャレンジする。「10分くらいでコツをつかんで空を飛びたい」(第11回を参照)と目標を掲げていたが、果たして成果はいかにー。
フライボードでのスタート姿勢は、うつ伏せ。この体勢になってから、水上バイクの乗り手がアクセルを少しずつ開けていき、ライダーは水圧を利用しながらバランスを取って水上へと浮き上がっていく。
だけど、最初はこのうつ伏せになるだけでもひと苦労だった。
インストラクターの鈴木愛彬さんによると、ほのかさんに限らず、初めてフライボードに挑戦する人のほとんどが苦戦するという。理由は、足に付いたフライボードの装置の重さと、着ているライフジャケットの浮力とのバランスの悪さ。それで体が仰向けになってしまうのだ。
こればかりは習うより慣れるしかない。ほのかさんも何度か仰向けになってしまうのを繰り返したが、徐々に慣れてくると、いとも簡単にスタート姿勢を取れるようになってきた。
うつ伏せの姿勢をとれるようになっても、苦労は続く。次の壁となったのが、フライボードの装置を体の真下に移動させること。ほのかさんは、こう振り返る。
「最初はフライボードの装置の重たさに慣れなくて、なかなか思うようには動かせなかったですね」
スタートの姿勢を取ることに慣れたところで、彼女から気合いの言葉が飛び出す。
「立ってみせるぞーーー!」
その言葉を受けて、愛彬さんはスタート姿勢となったほのかさんを確認し、フライボードの水圧を上げるためにアクセルを開けていく。
ほのかさんの体が水面を勢いよく進み、体が垂直方向に浮いた刹那、バランスを崩して水面にバシャーン!!
フライボードを乗りこなすというよりは、持て余して振り回されているかのよう。
それでも倒れる方向は、はじめの頃は体がジェット水圧で進むフライボードについていけずに腰砕けになって後ろ側へと倒れていたが、次第にスピードに慣れてきてからは前方向に倒れる回数が増えた。これはフライボードのスピード感に慣れて、恐怖心を克服している証。
何度も水面に叩きつけられるなか、ほのかさんは前方向の時は鼻をつまみ、後方向の時はヘルメットを押さえてと受け身が上達。そして、何度跳ね返されても、すぐさま再びスタートの姿勢を取り直し、チャレンジを繰り返す。
お茶を濁す程度の体験モノが多いなか、ここまでひたむきに取り組めるのも、ほのかさんが根っからのスポーツ好きだからこそ。
そして、コツをつかもうと目の色を変えて取り組むその姿に、インストラクターの愛彬さんのアドバイスも熱を帯びていく。
「水面に上がる時は、しっかり膝を伸ばす。これを意識すればきっと立てるはずです!」
このアドバイスをもらってから、ほのかさんのフライボードは変化を見せる。
それまでは水面に上半身が出た瞬間や、ヒザあたりまで出たところでバランスを崩していたが、足元まで水面に出てくるようになったのだ。
ほのかさんは、アドバイスの前後での感覚の違いをこう振り返る。
「最初はスノーボードのようなイメージで、ヒザを少し曲げてバランスを取ろうとしていたんです。でも、愛彬さんからのアドバイスをもらってからは、カカトから腰までを一直線にするイメージで臨むようにしました」
水面に数秒間は出られるようになったものの、『空を飛ぶ』どころか、まだ『立っている状態』には至らない。「あと少しなのに。何かが違っている」という歯がゆさを声にするほのかさん。
「悔しい!!」
愛彬さんからも「その調子です。ヒザを伸ばしたまま、まっすぐ上がれば大丈夫」と心強い後押しを受ける。
「立ってみせるぞー!!」
気合いを入れ直すほのかさん。そして、フライボード開始から20分を過ぎたころ、遂に!
フライボード完結編となる次回。果たして、ほのかさんはフライボードで飛べたのか!?
Profile
ほのか
1996年3月23日生まれ、神奈川県出身
「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界デビュー
ネットを中心に話題となり、現在はバラエティ番組や
グラビアなどを中心に幅広く活躍中
◆公式Twitter ◆公式Instagram
佐賀里幸伸●プロデューサー produced by Sagari yukinobu
田中健一朗●ディレクター directed by Tanaka Kenichiro
山崎実、柴田徹也●ムービー撮影 movie by Yamasaki Minoru, Shibata Tetsuya
株式会社ボーダーレス●制作
鈴木愛彬●インスタラクター instructor
豊田 円●ヘアメイク hair&make-up by Toyoda Madoka
本多仁美●スタイリング styling by Honda Hitomi
東京マリンスポーツセンター●撮影協力
ROXY●衣装協力