「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)で、自身初のグランドスラムベスト8進出を果たした世界75位のヤニク・シンネル(イタリア)。準々決勝で第2シードのラファ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)で、自身初のグランドスラムベスト8進出を果たした世界75位のヤニク・シンネル(イタリア)。準々決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と初対戦する。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス【実際の動画】19歳新星シンネルの、見事なパッシングショット!

現在19歳のシンネルは、「全仏オープン」には今回が初出場。ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると初出場でのベスト8進出は、2005年にナダルが初出場でいきなり優勝を果たした時以来だ。

シンネルは、試合後の記者会見でそのことについて質問されると「そういう記録とかはあまり見てないんだ。結局はすべての試合で良いプレーをして、すべての試合に勝ちたいと思っている」と答えた。

「良いプレーをする大会もあれば、そうでない大会もある。それがテニスだ。何が起こっても受け入れなければならない。だからそう、準々決勝に進めて最高だよ。次の試合は自分の最高のテニスをしようと思う」

その次戦の相手は、同大会12度の優勝を誇る"赤土の王者"ナダル。シンネルは「ここでの彼の記録は、誰にも打ち破れないものだと思う。彼はこの場所にものすごい自信を持っている。当然、難しい試合になるのは間違いない」と話した。

その上で「彼と同じレベルでプレーしたいなら、常に正しい姿勢でコートに立ち、自分の最高のテニスをしなければならない」と気を引き締めた。

シンネルとナダルの準々決勝は、現地6日の大会10日目に行われる予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのシンネル

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)