マスターズ優勝時もパットを打つ際に目を瞑っていたことを明かす 米男子プロゴルフ(PGA)ツアーのサンダーソンファームズ選手権は2日(日本時間3日)、米ミシシッピ州ジャクソンのCCジャクソン(7461ヤード、パー72)で第2日が行われた。世界…

マスターズ優勝時もパットを打つ際に目を瞑っていたことを明かす

 米男子プロゴルフ(PGA)ツアーのサンダーソンファームズ選手権は2日(日本時間3日)、米ミシシッピ州ジャクソンのCCジャクソン(7461ヤード、パー72)で第2日が行われた。世界ランク51位の“神の子”セルヒオ・ガルシア(スペイン)が11番で見せた“目瞑りパット”が話題となっている。PGAツアー公式インスタグラムが動画付きで公開していたが、ガルシアは試合後にパットを打つ際に目を瞑る理由を明かした。米メディアが伝えている。

 ユニークすぎるパットの理由とは――? 556ヤードの11番パー5。ガルシアは3打目でピンまで5メートルにつけると、バーディーパットで驚きの行動にでた。なんと目を瞑ってパットを打ったのだ。まっすぐ転がったボールはラインに乗って、一直線でカップへ。そのまま吸い込まれた。

 米専門サイト「ゴルフウィーク.com」は「セルヒオ・ガルシアが、サンダーソンファームズ選手権で見せた目を瞑る興味深いパットテクニックについて説明」と見出しを打った記事の中で、ガルシア本人のコメントを紹介。「ここ3年間やっていると言ったら信じる?」と驚きの事実を明かし、2017年のマスターズでも「全てのパットで目を瞑って勝利した」と明かしたそうだ。

 なぜ目を瞑るのだろうか。ガルシアはその理由について「ストロークを感じるための自由をより与えてくれるような気がする」と説明。さらに「我々は時に、完璧に打とうとして集中しすぎ、目で全てを追ってしまうことがある。だからこのやり方なら、ただ(パットを)感じて、自分自身に対して何をすべきか語り聞かせるのではなく、自分が持っている元々の能力に身を任せられるような気がするんだ」と解説した。

 ガルシアはその後もスコアを伸ばし、2日目を5バーディー、1ボギーの「68」で回った。通算8アンダーとし首位と5打差の7位タイに浮上。PGAツアー通算9勝を誇る名手のパットには3日目以降も注目が集まりそうだ。(THE ANSWER編集部)