現地3日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会7日目。男子シングルス3回戦で、世界186位のダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)が、第7シードのマッテオ…

現地3日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会7日目。男子シングルス3回戦で、世界186位のダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)が、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-2、7-6(5)、6-4のストレートで破る波乱が起きた。アルトマイヤーはグランドスラム初出場で4回戦へ進出した。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス

アルトマイヤーは現在22歳。今大会の開幕前まではツアーレベルで通算2勝4敗だった。

しかし予選3試合を戦い本戦へ勝ち進むと、1回戦で世界57位のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)、2回戦で第30シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を撃破。そして3回戦でも第7シードのベレッティーニから金星を挙げた。驚くべきは、この経験豊富な上位選手たちを相手に、本戦ではすべてストレート勝利、つまり失セット0で勝ち上がっていることだ。

この試合でも、ブレークのピンチは7本で失ったのは1本のみで、自身は4度のブレークに成功。アンフォーストエラーの数もベレッティーニの42本に対し、アルトマイヤーは21本と半分に抑え、終始優位に試合を進めた。

快進撃を続けるアルトマイヤーは4回戦で、第10シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)対第17シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)の勝者と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのアルトマイヤー

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)