日本女子オープン3日目、原が4打差首位で最終日へ 女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンが3日、福岡・ザ・クラシックGC(6761ヤード・パー72)にて3日目が行われ、2位から出た原英莉花(日本通運)は7バーディー、1ボギーの66で回り…

日本女子オープン3日目、原が4打差首位で最終日へ

 女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンが3日、福岡・ザ・クラシックGC(6761ヤード・パー72)にて3日目が行われ、2位から出た原英莉花(日本通運)は7バーディー、1ボギーの66で回り、通算12アンダーで単独首位に浮上した。首位から出た小祝さくら(ニトリ)は73とスコアを落とし、8アンダーで4打差の2位に後退した。

 面白いようにパットが入った。原は1番でバーディー発進を決めると、3番、6番、8番と次々バーディーパットを沈めた。9番では長いパットを沈め、前半だけで5つスコアを伸ばし一気にトップに立った。

 後半も15番で8メートルを沈めると、17番ではチップインバーディー。最終18番では第2打をバンカーに入れ、この日初めてのボギーを打ったが堂々の66で第3ラウンドを終えた。

 一気にスコアを伸ばした原はホールアウト後、「いい流れで終始プレーできたと思います。今日はよくラインが見えました。そこにストローク出来たら入るだろうと見えた。いいリズムを持ってプレーできたのがよかったです」と絶好調だったパットに言及した。

 表情を変えることなく淡々とプレーしている原だが、「本当に、今週楽しいです」と充実感を覗かせる。「集中できて、不安がない。自分のプレーに集中できているなというのが出ています。心では笑っているんですけど、表情は硬いですかね(笑)」と笑いながら振り返った。

 4打差で迎える最終日。初のメジャー制覇へ圧倒的有利の状況だが、「初めてなので、どうなんでしょう。目の前の一打一打にプレーしていればいいのかなと思うのですが、4打あっても何が起こるかわからない」と気を引き締める。そして「自分が上に立っていると思ってプレーせずに、どんどん攻めてプレーしたいです」とチャレンジし続けることを誓った。(THE ANSWER編集部)