サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出される…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、レアル・マドリーの元フランス代表FWカリム・ベンゼマがリヨン時代に決めたフリーキックだ。

リヨンユース出身のベンゼマは、2005年にファーストチームデビュー。2007-2008シーズンにストライカーとしての才能を開花させ、1シーズン31得点を決めると、翌シーズンも23点をマークし、2009年夏にレアル・マドリーへのステップアップを果たした。

リヨン時代にはFKのキッカーを務めることもあったベンゼマだが、2008年1月27日に行われたリーグ・アン第23節のサンテチェンヌ戦では、見事な直接FKも決めている。

リヨンが1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに、ゴール正面やや左の位置でFKを獲得する。このチャンスでエースのベンゼマがキッカーを務めると、やや独特のステップから放たれたシュートは、相手の壁のわずか上を越え、そのままゴール左へと吸い込まれた。

レアル・マドリーでは中々FKを蹴る機会のないベンゼマだが、絶対的なフリーキッカーもいないだけに、蹴らしてみたら面白いかもしれない。