サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにするこ…

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、パリ・サンジェルマン(PSG)の元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディがインテル時代に決めたハットトリックだ。

2013年7月にサンプドリアからインテルに加入したイカルディは、セリエAでは通算219試合で121ゴールを記録。ピッチ外の問題を抱えて退団したものの、ピッチ上では素晴らしい結果を残した。

2014年9月14日に行われたセリエA第2節のサッスオーロ戦では、インテル移籍後初のハットトリックを達成している。

日本代表DF長友佑都も右サイドハーフで先発出場したこの試合、開始早々の4分にMFマテオ・コバチッチがドリブルからシュートを放つと、こぼれ球がGK正面に落ちるが、詰めたイカルディが押し込み、インテルが幸先良く先制に成功する。

2-0とリードを広げると、30分にはボックス手前からイカルディのミドルシュートが決まり、さらに追加点を奪う。

4-0で前半を折り返し、迎えた53分、コバチッチのスルーパスに抜け出したイカルディが左足ダイレクトでシュートを決め、ハットトリックを達成した。

その後もインテルのゴールラッシュは止まらず、7-0の大勝を飾っている。

ピッチでは結果を残しながらも、2019年夏に6シーズンを過ごしたインテルを追われる形でパリに新天地を求めたイカルディ。今シーズンからは背番号を「9」に変更しており、さらなる活躍が期待される。