セビージャでスポーツ・ディレクター(SD)を務めるモンチ氏が、フランス人DFU-21フランス代表DFジュール・クンデ(2…

セビージャでスポーツ・ディレクター(SD)を務めるモンチ氏が、フランス人DFU-21フランス代表DFジュール・クンデ(21)へのオファーを拒否したことを明かした。

昨夏にボルドーから加入したクンデは、ラ・リーガ4位とヨーロッパリーグ優勝という成績を収めたセビージャにおいて公式戦40試合に出場。対人の強さとスピードを武器に、無名からわずか1年でビッグクラブからの関心を集めるようになった。

とりわけ強い興味を持っていたのがマンチェスター・シティと言われており、『ESPN』の情報によると、5500万ユーロ(約67億5000万円)オファーを提示した模様。

モンチSDはイギリス『テレグラフ』のインタビューの中で、クンデに対するオファーがあったことを告白。ボルドーに支払った2500万ユーロ(約31億円)の2倍以上のオファーが来たものの、不十分だと却下したようだ。

「イングランドからオファーが届いた。12カ月前に投資した2倍以上の額だったが、評価した上で不十分だと判断した」

「もし、さらにオファーが届いた場合、いつものように評価して決定を下す。それが我々が過去20年にわたり行ってきたことであり、それがクラブの成長を促した。我々は売ることを恐れていない。それが私たちのモデルであり、成長するために売るのだ」

「しかし、その売却で得た資金を新しくスカッドを強化してくれる選手のために投資出来るように、それなりの額を要求するよ」