現地1日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会5日目。女子シングルス2回戦で、優勝候補である第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が、世界43位…

現地1日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会5日目。女子シングルス2回戦で、優勝候補である第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が、世界43位のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に4-6、2-6で敗れた。試合時間は1時間9分。【トーナメント表】日比野出場!全仏OP女子シングルス

プリスコバは前哨戦の「BNL イタリア国際」では調子良く決勝へ進出。だがその決勝では左太ももの怪我のため、0-6、1-2の時点で途中棄権に追いやられていた。

今大会1回戦では、予選勝者で世界172位のMayar Sherif(エジプト)を相手に勝利したものの、6(9)-7、6-2、6-4と苦戦。そして2回戦ではウィナー9本に対し、アンフォーストエラーは25本と精彩を欠き、今回もグランドスラム初優勝の夢はついえた。

一方のオスタペンコは、現在は世界43位だが2017年の「全仏オープン」女王。当時、ツアー初タイトルがグランドスラム大会となったことが話題となった。

また彼女は2017年は衝撃的な優勝を飾ったものの、2016年、2018年、2019年はいずれも初戦敗退。優勝した年以外は1勝も挙げていなかったが、これで3回戦へ進出。また一気に駆け上がる可能性を秘めている。

またこの日は、日本のシングルス勢で唯一勝ち残っている世界72位の日比野菜緒(日本/ブラス)が、初の3回戦進出を目指し、第30シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦する予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのプリスコバ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)