Jリーグは11月27日、J1昇格プレーオフを行った。リーグ戦4位のセレッソ大阪は5位の京都サンガと対戦。苦しみながらも1-1で引き分け、規定により上位のC大阪が決勝進出を果たした。先に主導権を握ったのはC大阪だった。パスを回しながら京都の守…

Jリーグは11月27日、J1昇格プレーオフを行った。リーグ戦4位のセレッソ大阪は5位の京都サンガと対戦。苦しみながらも1-1で引き分け、規定により上位のC大阪が決勝進出を果たした。

先に主導権を握ったのはC大阪だった。パスを回しながら京都の守備を崩していき、前半13分にはソウザのシュートがゴールキーパーに弾かれたボールへ柿谷曜一朗が詰めて先制する。エースの一撃にホームの観客も沸いた。

守備でも気迫のこもったプレーを見せるC大阪に対し、京都はなかなかチャンスを作れない。エスクデロ競飛王が個人技でゴールを狙うが、前半28分に放ったシュートは山口蛍が身体を張ってブロックした。

決勝進出には2点が必要な京都。試合を決定づける1点がほしいC大阪とも、後半は攻勢を強めるが点は入らない。それでもC大阪1点リードのまま迎えた後半45分、ついに京都が有田光希のゴールで同点に追いついた。

場内に示されたアディショナルタイム4分の表示に勢いづく京都。一気に逆転まで狙う勢いの攻めを見せるが、最後はC大阪も懸命に防いで逃げ切った。

チームをプレーオフ決勝へ導いた柿谷は先制点の場面について試合後、「どうであれ勝ち上がることが大事でした。点を取ることが一番のディフェンスでもあると思ったので、それが早くできて良かったです」とコメントした。

決勝へ駒を進めたC大阪だがファンからは、「今日の内容では仮にJ1へ復帰しても厳しい」「なんでこんなにすっきり勝たれへんねやろ」「なんで守り切れないんだろ。いつも通り詰めが甘い」「塩辛い試合やった。これじゃ次は厳しい。もう一度、根性入れ直して選手一丸で行くしかない」「最後の失点ほんまにいらんかった、、、 でも決勝に進めた、次が今シーズン最後、相手は岡山!あと1勝でJ1昇格!」など試合内容を厳しく見る声が寄せられている。