レアル・マドリーの監督ジネディーヌ・ジダンは、4-3-1-2のシステムを採用したが、満足のいくパフォーマンスは見せられず…

レアル・マドリーの監督ジネディーヌ・ジダンは、4-3-1-2のシステムを採用したが、満足のいくパフォーマンスは見せられず、レアル・バジャドリードに苦しめられている。
アルバロ・オドリオソラとイスコは、与えられたチャンスを活かせず57分に途中交代。なお、この試合では非常に精力的にプレーしていたルカ・ヨヴィッチも同じく途中交代している。
ヴィニシウス・ジュニオールが、相手DFブルーノ・ゴンザレスのクリアミスをエリア内で見逃さずに決勝ゴールを決めた。また、最も勝利に貢献したのは、GKティボー・クルトワであり、バジャドリードの3度の決定的なチャンスを阻止している。
【バジャドリード戦でのマドリーの選手達の採点&寸評】
■GK
ティボー・クルトワ(8点)
『決定的な役割』
バジャドリードは、マドリーのゴールに多く迫れなかったため、GKクルトワに与えられた仕事は少なかったが、決定的なセーブでチームを勝利に導いている。後半には、ション・ヴァイスマンの強烈なシュートを阻み、相手のチャンスを阻止している。その後もヴァイスマンとワルド・ルビオのシュートをセーブしている。
■DF
アルバロ・オドリオソラ(4点)
『自意識過剰』
昨シーズンは、攻撃力不足によりレンタル移籍させられたことを認識しており、自身の最大の特徴を抑制している。攻撃参加が少なかった一方で、オスカル・プラノとファビアン・オレジャーナに再三背後を突かれている。レアル・ソシエダで輝きを見せたオドリオソラ本来の姿は、全く見られていない。
ラファエル・ヴァラン(7点)
『執拗』
オドリオソラなどのチームメイトのカバーリングで常に賢明な判断を見せている。マドリーのディフェンス陣に一貫性をもたらした唯一の選手であり、オレジャーナの機動力を封じ込めている。
セルヒオ・ラモス(5点)
『慎重』
いつものように果敢に攻撃参加することはなく、ヴァランの陰で守備でも非常に控えめなパフォーマンスを披露している。終始とても慎重なプレーに徹している。
マルセロ(4点)
『錆び付いた』
試合立ち上がりは輝きを見せたものの、バジャドリードが攻撃を始めると、同選手の欠点が多く露呈している。ワルドとパブロ・エルビアスに苦しめられるとその存在感を失っている。過去の輝きを失い始めている。
■MF
フェデリコ・バルベルデ(5点)
『輝き』
序盤、相手GKロベルトにセーブされたものの、至近距離から相手ゴールに襲いかかり、ルカ・ヨヴィッチが決めきれなかった決定機をアシストで演出している。しかし、その後は存在感を失っている。ポジションを保ちながら守備でのタスクに専念しているが、試合の組み立てという部分では貢献できなかった。
カゼミロ(4点)
『鈍い』
ルカ・ヨヴィッチのシュートのこぼれ球に反応してシュートを放ち、クロスバーに直撃するシーンがなければ、誰もカゼミロがプレーしていたとは気づかなかっただろう。組み立ての役割を担えず、いつもは見せてくれる守備での貢献も見せられなかった。
イスコ・アラルコン(4点)
『徘徊』
監督ジダンにトップ下を任されているが、チームの攻撃においてその影響力を示すことはできてない。クオリティの高いプレーは幾つかあり、ライン間でボールを受けることもできているが、継続性に欠けていた。
ルカ・モドリッチ(6点)
『犠牲』
そのビジョンをパスで見せた唯一の選手のであるが、一貫性と継続性はなく、最終的には取るに足らないパフォーマンスになってしまっている。バジャドリードが攻勢に出た際には、攻撃での貢献を諦め、相手のスペースを消すための守備に徹している。
■FW
ルカ・ヨヴィッチ(7点)
『モチベーション』
監督ジダンによって与えられた2試合連続先発起用のチャンスにプレーで応えている。チームメイトと連携を取り、ゴール近くで相手の脅威となっている。相手GKロベルトによって素晴らしいヘディングシュートが阻止されている。カリム・ベンゼマが全く存在感を見せられていなかったにもかかわらず、不公平な交代を余儀なくされている。
カリム・ベンゼマ(3点)
『存在感なし』
ストライカーとは程遠いパフォーマンスだったと言える。プレーは、散発的であり、違いを生み出すことができていない。もし、監督ジダンのお気に入りでなければ、控え選手になっているだろう。
■途中出場
ダニ・カルバハル(4点)
『圧倒される』
オドリオソラに代わり途中からピッチに送り出されたが、チームの守備を改善するには至っていない。オスカル・プラノに苦しめられており、攻撃でも存在感を見せられていない。
マルコ・アセンシオ(5点)
『力不足』
ピッチ中央で攻撃陣との連携を生み出そうとしたが、試合に入ることがほとんどできなかった。モドリッチのようにバジャドリードの攻撃を阻止するため、守備でのハードワークが多く求められた。
ヴィニシウス・ジュニオール(6点)
『決勝ゴール』
途中出場して最初のタッチがゴールとなっている。相手GKの飛び出しに対して落ち着いてシュートを放ち、ゴールネットを揺らしている。ただ、バジャドリードが同点ゴールを奪いに攻撃を仕掛け、スペースを与えてくれているにもかかわらず、それを活かせなかった。
ボルハ・マジョラル(-)
『採点不可』
試合終了間際に時計の針を進めるために投入されている。ボールに触る時間もなかった。