現地30日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会4日目。男子シングルス2回戦で、世界52位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界239位のユーゴ・ガスト…

現地30日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会4日目。男子シングルス2回戦で、世界52位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界239位のユーゴ・ガストン(フランス)と対戦。西岡が第1セットを4-6で落とした。【トーナメント表】錦織、西岡ら出場!全仏OP男子シングルス

両者は今回が初の対戦。ガストンはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場している20歳の若手。西岡は1回戦終了後のインタビューで「自分のプレーをしっかりできれば」「初の3回戦を目指して頑張りたいなと思います」と意気込んでいた。1回戦に続き若手選手を撃破し、自身初となる3回戦進出を果たせるか、期待がかかる。

第1セットは西岡のサービスゲームから始まった。序盤3ゲームはお互いにサービスゲームをキープし合う立ち上がり。そして第4ゲームでガストンのダブルフォルトから30-40とブレークポイントを握った西岡は、ここでリターンエースを狙ったが惜しくもアウト。チャンスを活かすことができない。

すると続く第5ゲームで今度は西岡が15-40とピンチを迎えた。長いラリーの末に前後に揺さぶられた西岡がブレークを喫し、追う立場となった。

その後、両者サービスゲームをキープして迎えた第8ゲーム。西岡が0-40と大きなチャンスを手にした。しかしガストンの得意とするドロップショットなどでデュースに持ち込まれ、その後もチャンスがあったものの、しのがれてブレークすることができなかった。

そしてガストンのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲーム。なんとかチャンスを作りたい西岡だったが、ここをブレークすることができず、第1セットを落とした。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での西岡良仁

(Photo by Julian Finney/Getty Images)