「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)で、前人未到の13度目の優勝を目指すラファエル・ナダル(スペイン)。1回戦で世界83位のイゴール・ゲラシモフ(ベラルー…

「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)で、前人未到の13度目の優勝を目指すラファエル・ナダル(スペイン)。1回戦で世界83位のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)に6-4、6-4、6-2のストレートで勝利し、好スタートを切った。【実際の動画】ナダル 前人未到V13へ快勝スタート【トーナメント表】錦織、西岡ら出場!全仏OP男子シングルス

今大会は新型コロナウイルスの影響で秋開催となり、ボールもバボラからウイルソンのものに変更に。試合後の記者会見でナダルは「いつもとは違うローラン・ギャロスだ。もちろん同じ場所でプレーしている。でも、僕らがプレーしてきた過去のローラン・ギャロスとはコンディションが全く違うんだ」と話した。

「でも、初日の記者会見でも言ったように、僕にできることはただ一つ。ポジティブでいて、自分の仕事をして、毎日ベストを尽くそうとすることだけなんだ」「正しい態度で臨み、ポジティブでいる。それが今日の試合でやったことなんだ」

そして初戦を快勝したことについては「改善できることはあるが、ポジティブなスタートだ」と話した。

自身のプレーについては「サービスゲームではかなり安定していたと思うけど、どうかな」「良いフォアハンドやウィナーを打つことができた。それが僕の鍵となるショットだからね。それから、もう少し長くプレーしなければならなかった。時々短すぎるプレーをしてしまった」と振り返った。

「でも、正直満足しているよ。やるべきことはやったし、試合の展開にはかなり満足している」

勝利したナダルは、2回戦で世界236位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。また、3回戦では錦織圭(日本/日清食品)と激突する可能性がある。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)