現地28日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、世界52位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第19シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。西岡が第1セ…

現地28日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、世界52位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第19シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。西岡が第1セットを7-5で先取した。【トーナメント表】錦織、西岡ら出場!全仏OP男子シングルス

両者はツアー本戦においては、今回が2度目の対戦。前回は2019年3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」で、西岡が6(2)-7、6-4、7-6(5)という大接戦で勝利している。例年とは異なる秋開催となった同大会で、初戦を突破することができるのか、期待がかかる。

雨のために約2時間遅れて始まった試合は、オジェ アリアシムのサービスゲームから。序盤3ゲームはお互いにキープし合う静かな立ち上がりとなった。

そして第4ゲーム、デュースに持ち込まれた西岡はブレークポイントを握られる。1本はしのいだものの、ブレークを喫してしまった。西岡はボールのバウンドが予想と違ったイレギュラーなものが多いのか、声をあげたりリアクションを取ったりしていた。

追う立場となった西岡だが、直後の第5ゲームで良い動きを見せて15-40とチャンスをつかむと、ブレークバックに成功。西岡はオジェ アリアシムの勢いのあるボールに対し、大きく下がって対応した。

第6ゲームで0-30とポイントリードされたところから一気に追い上げてキープした西岡は、続く第7ゲームで0-40と大きなチャンスを迎えた。流れは西岡に来ていたが、攻め続けるオジェ アリアシムにしのがれ、リードを作ることができなかった。

そして両者キープして迎えた第11ゲーム。またも西岡が0-40とチャンスを迎えると、オジェ アリアシムがダブルフォルトをし、終盤でのブレークに成功した。

そして西岡はサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームをしっかりと守りきり、第1セットを先取した。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での西岡良仁

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)