慶大・廣瀬がリーグ戦初スタメンで初安打&初本塁打&初打点

 生粋の「慶應ボーイ」が憧れの神宮にアーチを架けた。東京六大学秋季リーグ戦は26日、慶大が3-0で東大を下し、今季初陣を白星発進。初回にチームに勢いをもたらす先制2ランを放ったのは1年生ルーキー・廣瀬隆太野手だった。

 リーグ戦初スタメンで大学初安打をド派手に飾った。初回1死一塁、背番号39をつけた廣瀬はカウント2-2から甘く入った高め直球を振り抜いた。ライナー性の打球は雨を切り裂き、左翼席に着弾。大切な開幕戦の立ち上がりに大きな先制2ランとなった。

 この日の朝にスタメンを言い渡されたという181センチ、83キロは「初スタメンなので緊張したけど、逆に開き直っていこうと思った。最初はレフトフライかと思ったけど、伸びてくれた」と初々しく喜んだ。

「3番・一塁」で起用された期待の1年生は、慶應幼稚舎出身。以降、普通部、慶應高と進み、この春に慶大に入学した。「小学校から神宮で見ていて、この舞台に立てるとは思ってなかったので感動です」と笑った。

 慶應高時代は通算41本塁打を放ち、クリーンアップに抜擢した堀井哲也監督も「オープン戦からすごく結果を出していた。思い切りの良い1年生らしいバッティングをしてくれる」と期待し、寮で同部屋のドラフト候補・木澤尚文(4年)も「1年生とは思えないくらい落ち着いている」と認める。

 3回の第2打席も左前打でマルチ安打&盗塁を記録し、「初スタメン、初安打、初本塁打、初打点、初盗塁」と記録ずくめとなった秋の初陣。それでも、本人は「まだ下手くそなので、1日1日しっかりと練習してレベルアップしていきたい」と謙虚だった。(Full-Count編集部)