男子プロテニス協会のATPは25日に公式サイトで、27日から開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第1シードで出場するN・ジョコビッチ(セルビア)のコメントを掲載した。今後のキャリアの目標などについて語って…

男子プロテニス協会のATPは25日に公式サイトで、27日から開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第1シードで出場するN・ジョコビッチ(セルビア)のコメントを掲載した。今後のキャリアの目標などについて語っている。
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今週発表された世界ランクで1位の在位期間を277週とし、P・サンプラス(アメリカ)を上回り歴代2位となったジョコビッチは「歴史的な世界1位の選手になるための目標にはまだほど遠い。達成するために全力で出してこの期間を戦っていきたい」と語った。
歴代最長はR・Fデラーの310週で、ジョコビッチは「もちろんフェデラーに追いつくまでまだ何週も残っていることはわかっている。少しずつ近づいている。いい位置にいるし、プレーや健康面でも良好だ」と目標への思いを語った。
「先を見すぎることはできない。世界のトップやトップ5でいるには安定感や判断力が必要だし、何年もの犠牲が伴う。1カ月や2カ月だけいいプレーをしても十分ではない。最高の選手になるには1年を通して強くなければならない」
「だからこそこのスポーツで最も長くナンバー1であり続けることは、最大の挑戦なのだろうと思う」
ジョコビッチは今年の全仏オープンに2016年以来4年ぶり2度目の優勝を狙い出場。1回戦で世界ランク80位のM・イメル(スウェーデン)と対戦する。
また同月に行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場するも、4回戦で線審にボールをぶつけてしまい失格となっていた。
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