個人の背番号が入ったユニフォーム着用がスペインリーグで導入されて以来(1995-96年シーズン)、今季FCバルセロナでは…
個人の背番号が入ったユニフォーム着用がスペインリーグで導入されて以来(1995-96年シーズン)、今季FCバルセロナでは初めてNo.9が空き番号となるかもしれない。
この番号は、2014-15シーズンにルイス・スアレスがカンプノウに上陸して以来所有していたものの、ウルグアイ人FWはアトレティコ・マドリーへ移籍した。
バルサ市場一番長く着用しているのは彼で、それ以来、6シーズンで公式戦283試合に出場し、1試合平均0.68ゴールの195ゴールをマークしている。
■バルサNo.9の物語
・メホ・コドロ(1995-96)
『バルサNo.9』の物語は、ヨハン・クライフの依頼を受け、FCバルセロナが約420万ユーロ(5億円)を支払って獲得したボスニア・ヘルツェゴビナ出身のストライカー、メホ・コドロから始まる。彼は1シーズン(1995-96年)のみ在籍し、痕跡を残すことができなかった。
・ロナウド(1996-97)
翌年の1996-97年には、“ブラジルの怪物”ロナウドに継承され、49試合で47ゴールを記録するも、彼のバルサでの生活は1シーズンで終了し、インテルへと移籍した。
・ソニー・アンデルソン(1997-99)
翌2シーズン、「9」はモナコからやってきたストライカー、ソニー・アンデルソンというもう一人のブラジル人の背中に落ちた。彼はファーストシーズンのリーグ戦で10得点をマークするなど、リーグとコパ・デル・レイ制覇に貢献したものの、翌シーズンには出場機会が激減し、リヨンへ移籍した。
・パトリック・クライファート(1999-2004)
カンプノウで2年目を迎えた監督ルイ・ファン・ハールが獲得を希望し、背番号9を与えたのは同胞のパトリック・クライファートだった。オランダ人ストライカーは257試合で122ゴールを記録するなどしてその価値を証明した。
・サミュエル・エトー(2004-2009)
オランダ人の次にバルサが「9」を託したのがサミュエル・エトーだ。カメルーン人は144試合で144ゴールを記録している。
・ズラタン・イブラヒモビッチ(2009-10)
前任者はエトーとのトレード移籍でバルサの9番を受け継いだイブラヒモビッチは、タイプが違うものの、シーズン序盤は得点を重ね結果を残した。しかし、負傷や当時の監督ペップ・グアルディオラとの確執もあり、ACミランへと去ってしまう。
・ボージャン・クルキッチ(2010-2011)
その後、「9」は2007年からバルサトップチームでプレーしていたカンテラーノのボージャンが着用する。その後、ローマやACミランへ渡り、2013年にバルサへ復帰を果たしたものの、クラブの期待には応えられなかった。
・アレクシス・サンチェス(2011-2014)
背番号9のユニフォームはチリ人FWアレクシス・サンチェスが引き継いだ。同選手はグアルディオラ、ティト・ビラノバ、ヘラルド・マルティーノの3人の監督の下で3シーズンで47ゴールを記録し、その質の高さを見せつけた。