WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦前日計量、両選手ともクリア ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリは25日(日本時間26日)、WBC世界スーパーバンタム級6位アーロン・アラメダ(ともにメキシコ)との同級王座決定戦(米コネチ…

WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦前日計量、両選手ともクリア

 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリは25日(日本時間26日)、WBC世界スーパーバンタム級6位アーロン・アラメダ(ともにメキシコ)との同級王座決定戦(米コネチカット州)の前日計量に臨み、リミット55.3キロを0.5ポンド(約0.23キロ)下回る55.11キロでパスした。計量に臨んだ様子の動画を別選手のプロモーターが公開。米メディアは「凶悪なKOアーティストは戦いの準備ができている」と報じている。

 ネリが合わせてきた。マスクを装着し、両手を前に組んだままパンツ姿で計量台の前へ。名前がコールされると、恐る恐る台に乗った。クリアしたことが伝えられた瞬間、会場は拍手喝采。ネリは両腕でガッツポーズをつくって無事に“第一関門”を突破した。同じく55.11キロでパスしたアラメダとグータッチを交わし、健闘を誓ったようだ。

 前日計量は3戦ぶりに一発クリア。今回の一部始終の動画を「MPプロモーションズ」のプロモーター、ショーン・ギボンズ氏がツイッターに公開した。さらに米格闘技専門チャンネル「FITE」は公式ツイッターで「凶悪なKOアーティストは戦いの準備ができている。ルイス・ネリとアーロン・アラメダのWBC世界スーパーバンタム級のタイトルを懸けた試合の計量は両者とも121.5ポンドであった」とつづっている。

 計量はパスして当然だが、これまで何度も体重超過を犯してきたネリは再び醜態をさらす可能性が懸念されていた。勝てば2年7か月ぶりの世界王座返り咲きとなる。(THE ANSWER編集部)