サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプ…

サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。

『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はレアル・マドリーのブラジル代表MFカゼミロが決めたゴールだ。

サンパウロでのデビューを経て、レアル・マドリーに引き抜かれたカゼミロは、ポルトでの活躍を経て2015年からファーストチームに定着すると、マドリーの中盤で欠かせない存在となっている。

世界トップレベルの選手が集まるマドリーで存在感を示し続けるカゼミロだが、2018年2月21日に行われた、ラ・リーガ第16節のレガネス戦では美しい連携から見事なゴールを決めている。

1-1と同点で迎えた29分、楔のパスを受けたFWカリム・ベンゼマが、敵陣中央でカゼミロと縦のワンツー。折り返しを受けたベンゼマがFWルーカス・バスケスにパスを送ると、バスケスがこれをさらにダイレクトでボックス内へスルーパスを出す。

裏へ走っていたカゼミロはこれをフリーで受け取ると、ゴール左に冷静に流し込み、美しい連携から見事なゴールを決めてみせた。

これで勝ち越しに成功したマドリーは、さらに追加点を奪い、3-1で勝利している。