サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出される…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、ウォルバーハンプトンに所属するポルトガル代表MFジョアン・モウティーニョが決めたフリーキックだ。

スポルティング時代の2005年にA代表デビューを飾って以降、今なお招集され続けているモウティーニョ。通算キャップ数は123にも上るが、2017年6月3日に行われた国際親善試合のキプロス戦では、見事な直接FKも決めている。

エースのクリスティアーノ・ロナウドを欠いていたポルトガルだが、開始3分、ボックス手前左で得たFKをモウティーニョが直接狙うと、バーの下を叩いたボールがゴールに吸い込まれ、あっさり先制に成功する。

モウティーニョは前半終了間近の42分にも再び直接FKからゴール。ポルトガルが4-0と大勝を飾っている。