正月の名物行事・箱根駅伝が、新型コロナウイルスの影響で2021年1月2、3日は「無観客」で開催することが発表された。生中継やWeb配信は例年通り行われるため、テレビやネットでの観戦を呼びかけている。・今すぐ読みたい→箱根駅伝にフリーザ様降…
正月の名物行事・箱根駅伝が、新型コロナウイルスの影響で2021年1月2、3日は「無観客」で開催することが発表された。生中継やWeb配信は例年通り行われるため、テレビやネットでの観戦を呼びかけている。
今年は大学3大駅伝のうち、出雲駅伝の中止が決定。全日本大学駅伝は、運営方法を大幅に見直して開催準備を進めている。大トリとなる箱根駅伝は例年100万人以上の観衆が沿道から声援を送るモンスターイベント。withコロナ時代、密集する可能性が高い見物応援自粛の流れは避けられない。
公道で行われるレースへの応援自粛呼びかけは、コロナウイルスの初期段階だった3月の東京マラソンでも行われたが、例年より少ないが、それでも7万人が集まった。青山学院大の原晋監督は「箱根駅伝はファンの皆さまに支えられている。沿道の大声援は選手の大きな励みになっているが、今回はテレビの前で応援してほしい」と訴えた。
SNSでは「箱根駅伝が開催されるだけでありがたい」「公道だから通行人もいるし、自粛を求めただけでは無観客は無理」など、さまざまな意見があがっている。一方、沿道での名物応援を楽しみにしているファンから「今年はフリーザ様が見られない…」と残念がるコメントもあった。
「フリーザ様」とは、2011年から復路7区・二宮の押切坂に出現する人気アニメ・ドラゴンボールの悪役キャラクターを模したコスプレ軍団。毎年トレンドのダンスを踊るなどして、ランナーを応援する。今年1月3日には人気曲パプリカの振り付けパフォーマンスを5人(5体?)で披露した。
10年連続の登場でいまや恒例イベントとなり、「フリーザ様」見たさに足を止め、記念撮影するファンも多いという。宇宙征服を企(たくら)む悪党キャラだが、無観客開催でテレビに映りこんでしまうようなことがあれば、リアルな悪党として大バッシングを浴びてしまう。
「さすがのフリーザ様でも、今年はコタツに入って、おとなしく応援するしかない」「いつも飽きさせない工夫をして楽しませてくれるフリーザ軍団だけに、リモート応援という新しい必殺技をさく裂させるかもしれない」。SNSのニッチなファンの間では、ひそかに話題となっている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]