26日にネリと世界戦「みんなオレの名前を知ることになる」 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)は、WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦(26日・米コネチカット州)で同級6位のアーロン・アラメダ(同)と対戦する。度…

26日にネリと世界戦「みんなオレの名前を知ることになる」

 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)は、WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦(26日・米コネチカット州)で同級6位のアーロン・アラメダ(同)と対戦する。度重なる体重超過を犯すなどしてきた問題児との一戦に、アラメダは「ネリを倒した後、みんなオレの名前を知ることになるだろう」と自信を口にしているという。海外メディアが報じている。

 アラメダの言葉を伝えているのは、ボクシング専門メディア「ファイトニュース.com」だった。初の世界戦を前にした27歳は「これは大きな試合で自分は世界に知られていない。新たな世界王者を見ることになるよ」とネリとの対戦で名を上げる意欲を語っている。

 アラメダはアマチュアを経て2014年にプロに転向。強打を武器としており、25勝13KOとキャリア負けなしだ。30勝24KOのネリとは全勝同士の対戦となる。記事によるとネリ対策として、米ロサンゼルスでサウスポー相手のスパーリングも重ねてきたと伝えられている。

「それ(ネリ戦)より先のことは考えていない。ネリにのみ集中している。でも自分が最強であることを証明したいんだ」と意気込んでいるアラメダ。バンタム級で体重超過やドーピング違反を犯し、転級してきた悪童についてはこう語っている。

転級の悪童について「パワーを発揮できるのか見てみようじゃないか」

「ネリが118ポンドでビッグパンチャーだったことは知っている。でもウェートをあげてくる。122ポンドでもパワーを発揮できるのか見てみようじゃないか。それにオレのパワーに対応できるのかもね」

 下馬評ではネリ有利と目されているが「自分が噛ませ犬であることは理解している。しかしそれは自分をよりハングリーにさせるものでしかない」とアラメダは番狂わせに闘志をみなぎらせているようだ。

「ネリを倒した後、みんなオレの名前を知ることになるだろう」とアラメダ。同郷の悪童狩りを虎視眈々と狙っている。(THE ANSWER編集部)