現地22日の「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/9月21日~9月27日/クレーコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)が世界22位のクリス…

現地22日の「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/9月21日~9月27日/クレーコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)が世界22位のクリスチャン・ガリン(チリ)と対戦。錦織が第1セットを0-6で落とした。【LIVE速報】錦織 VS ガリン ATP500 ハンブルク1回戦

両者は今回が初の対戦。対戦相手のガリンは、ハードコート勝率が35.9%になのに対し、クレーコート勝率が66.7%というクレーコーター。ツアータイトル4個を獲得しているが、そのすべてがクレーコートと、復帰3大会目となる錦織にとっては強敵となる。対する錦織は「(前週の)ローマでは(復帰後)初勝利しましたし、調子も良くなってきました」と語っていた。「全仏オープン」前最後の大会でどのようなプレーを見せてくれるのか、期待がかかる。

第1セットはガリンのサービスゲームから始まった。第1ゲームで錦織はデュースに持ち込み、ブレークポイントを握った。しかしここはブレークすることができない。そして第2ゲームで30-40とピンチを迎えた錦織。我慢の打ち合いとなったラリーで錦織のショットがわずかにロングとなり、ブレークを喫してしまう。

第3ゲームでチャンスを作れない錦織は、序盤3ゲームを連取され、1ブレークダウンとなった。

さらに錦織は第4ゲームでも15-40と2本のブレークポイントを握られてしまうと、ここをしのぎきれず、2つめのブレークを許してしまった。

なんとかチャンスを作ろうとする錦織は、スライスを織り交ぜてガリンを揺さぶろうとするが、クレーコートを得意とするガリンの深い返球に苦しめられる。

そして第6ゲームでもブレークを喫した錦織。まさかの0-6で第1セットを落とした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)