2020/21ラ・リーガ・サンタンデール第2節レアル・ソシエダ対レアル・マドリーの試合が現地時間20日にレアル・アレナで行われた。 昨季を6位で終えて欧州ヨーロッパリーグ出場権を獲得したラ・レアルは、10年ぶりにリーガエスパニョーラに戻って…

2020/21ラ・リーガ・サンタンデール第2節レアル・ソシエダ対レアル・マドリーの試合が現地時間20日にレアル・アレナで行われた。
昨季を6位で終えて欧州ヨーロッパリーグ出場権を獲得したラ・レアルは、10年ぶりにリーガエスパニョーラに戻ってきたダビド・シルバが初めてベンチ入りした。開幕節はバジャドリードに引き分けており、シーズン初勝利を目指してチャンピオンチームを迎えた。
対するレアル・マドリーは、この試合が今季初の公式戦。多くの怪我人を抱える中、ジネディーヌ・ジダン監督は、カゼミロをベンチに置き、モドリッチとトニ・クロースのダブルピボーテを選択。トップ下には古巣対戦となるマルティン・ウーデゴールが起用された。
ロドリゴとヴィニシウスの両翼を徹底的に塞がれたマドリーは、70%のボール保持率を記録したものの決定機はゼロ。注目のウーデゴールにボールが集まらずソシエダのカウンターを受ける場面もあった。今季から背番号1を着けるクルトワが好守で凌ぎチームを救っている。
後半に入ってもソシエダの的確なポジショニングを前にパスコースを限定されるレアル・マドリーは、決定機を作り出せない時間が続いた。
その中で62分にマドリーがチャンスを迎える。ゴール前スペースのない密集地からベンゼマが個で打開して鋭いシュートを放つ。ゴールキーパーの手前でワンバウンドさせた際どいシュートだったが、GKアレックス・レミロが弾き出した。
直後の63分、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、イサクに代えてダビド・シルバを投入。10年ぶりにスペインに戻った“エル・マーゴ”はトップ下に配置された。
ジダンもまた3枚替えを決行。カゼミロ、バルベルデ、そして昨季のUEFAユースリーグ優勝メンバーのアタッカー、マルビン・オラワレを投入した。
両チーム共に最後まで堅い守備を崩せずスコアレスドローで終了。昨シーズン同様、堅守を披露したレアル・マドリーだが攻撃面での課題は解消されていない。
レアル・ソシエダ 0-0 レアル・マドリー