「9・26」にアラメダとWBC・Sバンタム級王座決定戦 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)は、WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦(26日・米コネチカット州)で同級9位のアーロン・アラメダ(同)と対戦する。2階…

「9・26」にアラメダとWBC・Sバンタム級王座決定戦

 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)は、WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦(26日・米コネチカット州)で同級9位のアーロン・アラメダ(同)と対戦する。2階級制覇を目論む悪童はバンタム級とスーパーバンタム級の2階級を主戦場とする戦略を披露した上で、「来年にはフェザー級に上がる。3階級を支配できる」と豪語している。米メディア「ワールドボクシングニュース」が報じている。

 バンタム級では体重超過やドーピング違反という問題を繰り返してきた問題児ネリ。いきなりスーパーバンタム級の初舞台がタイトルマッチとなるが、自信満々だった。

「現時点ではオレは118と122ポンド(バンタム級とスーパーバンタム級)で戦いたい。この階級ではたくさんの最高のファイトが組める。来年のいずれかの段階で、オレは126ポンド(フェザー級)に上がりたい。そこで、俺は3階級全てを支配できるんだ」

 バンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級の3階級でチャンピオンベルトを巻くとネリは豪語したという。計量に失敗してきたバンタム級にはWBAスーパー&IBF世界王者の井上尚弥(大橋)という盟主が君臨するが、ネリはバンタム級のタイトル再奪取にも色気を見せている。

アラメダ撃破なら次はフィゲロアとの統一戦を希望

 その一方で、アラメダ戦の先に見据えているのは別の世界王者だった。

「9月26日にベルトを手にした後、オレは次にブランドン・フィゲロアと戦いたい。アラメダを軽く見るわけではないが、オレに選択肢があれば、次戦フィゲロア相手なら、リング上でファンに最高のショーを提供できる」

 同じ興行でダミアン・バスケス(米国)とのタイトルマッチに挑むWBA世界スーパーバンタム級王者フィゲロア(同)に挑戦状を叩きつけていた悪童。2019年7月のフアン・カルロス・パヤノ戦(ドミニカ共和国)以来の久々の一戦を前に、ビッグマウスぶりも炸裂させていた。(THE ANSWER編集部)