アストン・ビラは19日、ブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレ(25)をリヨンから獲得したことを発表した。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、契約は4年、移籍金は1700万ポンド(約23億円)で200万ポンド(約2700万円)のアドオ…

アストン・ビラは19日、ブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレ(25)をリヨンから獲得したことを発表した。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、契約は4年、移籍金は1700万ポンド(約23億円)で200万ポンド(約2700万円)のアドオンが含まれている。

チェルシーの下部組織にも在籍していたトラオレは、フィテッセとアヤックスへのレンタルを経て、2017年夏にリヨンに加入。右ウイングを主戦場に1年目のリーグ・アンで5試合連続ゴールを決めるなど躍動すると、背番号を「10」に変更した2年目以降も活躍を続け、通算公式戦126試合の出場で33ゴール17アシストを記録した。

今回の移籍で5年ぶりのプレミアリーグ復帰となるトラオレは、アストン・ビラでの最初の公式インタビューで「アストン・ビラに加入できて本当に嬉しい」とコメント。また、チェルシー時代のチームメイトで、現在は同クラブでアシスタントコーチを務めるジョン・テリー氏や、以前の所属先の仲間との再会にも触れた。

「ここに来られて嬉しいよ。チェルシーではジョン・テリーと一緒にプレーしていたんだ。相談役になってくれたよ」

「監督やスポーツディレクター、それに前にチームメイトだった(マーヴェラス・)ナカンバや(アンワル・)エル・ガジとも話をしたよ」

「ナカンバとはこのクラブについて少し教えてもらったんだ。ここに来る決断をするのに大きな助けとなってくれたよ」

「イングランドに戻ることにワクワクしている。いつもプレミアリーグに戻りたいと思っていたんだ」

「自分のやり方を貫いて経験値も高めることができた。良いタイミングだと思うよ。それにカムバックにはもってこいのクラブだね。素晴らしいよ」

なお、アストン・ビラは今夏の移籍市場でイングランド人FWオリー・ワトキンス、イングランド人DFマッティ・キャッシュ、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスを獲得しており、トラオレは4人目の補強となった。