2015年全米オープン準優勝者のロベルタ・ビンチ(イタリア)が少なくともあと一年、プロテニスプレーヤーとしてプレーすることを決断した。 今月初めの「WTAエリート・トロフィー珠海」で戦ったラウンドロビン(総当たり戦)の2試合にストレート…
2015年全米オープン準優勝者のロベルタ・ビンチ(イタリア)が少なくともあと一年、プロテニスプレーヤーとしてプレーすることを決断した。
今月初めの「WTAエリート・トロフィー珠海」で戦ったラウンドロビン(総当たり戦)の2試合にストレートで敗れたあとに引退を考えていた33歳のビンチは、月曜日に声明を発表した。
現世界ランク18位のビンチは、「おそらく私がもっとも得意としていること、つまりテニスに挑戦し、何かを成し遂げようとする情熱と意欲をまだ持っていると感じている」のだと言う。彼女は、「数日のうちに練習を再開し、最良の形で2017年を迎えられるように準備するわ。今はもう、これが最後の年になるのかと尋ねないで。オーストラリアで会いましょう」とも言い添えた。 ビンチの決断は、同じくイタリアのベテランで2010年全仏オープン・チャンピオンのフランチェスカ・スキアボーネ(36歳)が、やはりプレーを続けるつもりであることを発表した翌日になされた。(C)AP