【明治安田生命J1リーグ第17節】 2020年9月19日(土) 16:00キックオフ サガン鳥栖(15位/14pt) vs 横浜F・マリノス(8位/24pt) [駅前不動産スタジアム] ◆ターンオーバーが裏目に、3連戦をどう締めくくる【サ…

【明治安田生命J1リーグ第17節】

2020年9月19日(土)

16:00キックオフ

サガン鳥栖(15位/14pt) vs 横浜F・マリノス(8位/24pt)

[駅前不動産スタジアム]

◆ターンオーバーが裏目に、3連戦をどう締めくくる【サガン鳥栖】

前節はホームに北海道コンサドーレ札幌を迎えた一戦。活動停止を挟み、復活後の連戦となっているた9名も先発メンバーを変えたが、これが完全に裏目に出た試合だった。

後方からのビルドアップで攻撃を組み立て、ポゼッションを行いたいと巣立ったが、札幌のハイプレスを受けて沈黙。ビルドアップがままならず、0-2で敗れた。

札幌の策にハマったこともあったが、やはり気になったのはクオリティの低下。これまで見せてきた戦い方を出せなかったのは、やはりメンバーを大きく入れ替えたことが要因といえるだろう。

コンディション面だけでなく、試合勘という点でも他チームより遅れをとることとなってしまった鳥栖としては、過密日程のシーズンを乗り切るために均衡した戦力を準備する必要がある。今節で3連戦が終わるため、良い形で1週間後を迎えるためにも結果にこだわって戦いたい。

似たスタイルの横浜FMが相手だが、攻撃力では相手が上手。スキを突いて効率よくゴールを奪い主導権を握っていきたいところだ。

★予想スタメン[4-4-2]

GK:守田達弥

DF:森下龍矢、原輝綺、エドゥアルド、内田裕斗

MF:樋口雄太、松岡大起、原川力、小屋松知哉

FW:金森健志、趙東建

監督:金明輝

◆久々の快勝、これを続けられるか【横浜F・マリノス】

前節は清水エスパルスをホームに迎えての一戦。互いに結果が出ていない中での試合となったが、試合巧者ぶりを見せて3-0で快勝を収めた。

しかし、手放しで喜べない部分もある。開始早々にDF畠中槙之輔が負傷交代。ケガ人続出の最終ラインにまた1名加わってしまった。さらに、前半で3ゴールを奪いながら、後半は無得点。まだまだ本来のパフォーマンスとは言い切れない状況だ。

ここ数試合は3バックを採用し続けている横浜FMだが、今節も3バックの可能性が高い。簡単な失点が目立つ反面、攻撃は形作りという点では機能している。フィニッシュの精度がまだ足りていない印象だが、清水戦の3ゴールで切り替えられるかがカギとなるはずだ。

今節の相手である鳥栖は似たような戦い方を見せる相手。特に形を変えて攻撃を仕掛けてくるだけに、対応を間違えれば主導権を握られそのまま押し切られる可能性もゼロではない。

連戦が続く中で選手のやりくりも非常に難しい中、王者として上位に返り咲くためにも負けられない一戦となる。

★予想スタメン[3-4-2-1]

GK:梶川裕嗣

DF:伊藤槙人、喜田拓也、チアゴ・マルチンス

MF:小池龍太、和田拓也、扇原貴宏、ティーラトン

MF:マルコス・ジュニオール、前田大然

FW:ジュニオール・サントス

監督:アンジェ・ポステコグルー