どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回はティグレスの元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックがマル…

どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回はティグレスの元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックがマルセイユで決めた最初のゴールだ。

トゥールーズで頭角を現し、2010年夏にマルセイユに加入したジニャック。2015年にメキシコリーグのティグレスに移籍するまで、公式戦188試合で77ゴールを記録している。

フランス代表にも選ばれ、母国開催となったユーロ2016では代表チームの背番号「10」を背負っていたジニャックだが、記念すべきマルセイユ初ゴールは、2010年10月2日に行われた、リーグ・アン第8節のサンテチェンヌ戦で決めたゴールだった。

0-0で迎えた27分、左サイドから攻めたマルセイユだが、一度相手にボールをクリアされる。しかし、このクリアボールがボックス外の主審に当たり、ルーズボールとなると、MFルイス・ゴンサレスが拾い、裏へ動き出したジニャックにそのまま柔らかい浮き球のスルーパスを出す。後ろからのスルーパスをしっかりと見極めたジニャックは、走りながらの左足ダイレクトボレーシュートをゴールに突き刺した。

見事な先制ゴールを決めたジニャックだったが、試合は後半に追いつかれ、1-1のドローに終わっている。