全米OPの難コースで絶妙なチップインバーディー、寡黙な松山が喜ぶ様子とは 米男子プロゴルフ(PGA)ツアーの海外メジャー・全米オープン第2日が18日(日本時間19日)、米ニューヨーク州のウイングドフットGCで行われた。ボールが止まらない凶悪…

全米OPの難コースで絶妙なチップインバーディー、寡黙な松山が喜ぶ様子とは

 米男子プロゴルフ(PGA)ツアーの海外メジャー・全米オープン第2日が18日(日本時間19日)、米ニューヨーク州のウイングドフットGCで行われた。ボールが止まらない凶悪なグリーンが大会前から話題を呼んでいたが、首位と6打差の33位で出た松山英樹(LEXUS)が1番でチップインバーディーを披露。見事に攻略した動画をPGAツアーが公開すると、米ファンからと称賛されている。

 寡黙な松山が両手を挙げて喜んだ。後半1番。カップが尾根を越えた先にある中、グリーンエッジでウェッジを握ると、優しくアプローチした。カップ奥3メートルほどへ落とす。オーバーしすぎたかと思いきや、ボールはここから傾斜を下っていった。ゆっくりと転がる様子を微動だにせず見守る松山。カップに消えた瞬間、万歳をして喜んだ。

 PGAツアーの公式ツイッターでは「ヒデキ・マツヤマ、パーフェクトにグリーンの傾斜を使う」とつづって動画を公開。米ファンから「器用だ」「Wow!」「この選手大好き!」「この全米オープンでは奇妙なことが続出している」と絶賛している。大会公式ツイッターも同じ動画を公開すると、「なんてショットなんだ」「今まで見た中で最高のチップショットだ」「信じられない!!!」と反響が集まっている。

 松山は3バーディー、2ボギーの69で回り、通算イーブンパーで首位と4打差の7位に浮上。悲願のメジャー制覇を視界に捉える位置につけた。(THE ANSWER編集部)