男子テニスのアンディ・マレーがシーズン最終戦のATPワールドツアー・ファイナルも制し、自身初の世界ランク1位でシーズンを終えた。マレーは最高の1年を振り返りながら、さらなる努力を続けていきたいと話している。今シーズンのマレーは抜群の安定感だ…
男子テニスのアンディ・マレーがシーズン最終戦のATPワールドツアー・ファイナルも制し、自身初の世界ランク1位でシーズンを終えた。マレーは最高の1年を振り返りながら、さらなる努力を続けていきたいと話している。
今シーズンのマレーは抜群の安定感だった。四大大会では全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンで決勝に進出。ウィンブルドンでは3年ぶり2度目の優勝も果たした。その勢いはイワン・レンドル氏がコーチに復帰したシーズン後半、さらに加速する。
上海マスターズ、マスターズ・パリ大会を制してファイナルに臨むと、決勝でノバク・ジョコビッチを下し初優勝した。
「最後の5、6カ月はあそこまで到達するのに多大な努力を要した。あのままでいたかったが、それが極めて難しいことは気づいていた。僕は今年すごい1年間を過ごしたのだからね。来年も同じことを繰り返すのは極めて難しいことになる。でも僕はいま、ここまで到達したんだ」
初の年間1位でシーズンを終えたマレー。この地位を守り続けるため、早くも来シーズンを見据えていた。
「メジャーな大会があるから、ハードワークできるし本当にやる気になる。12月にどこかに練習に行ったら、全豪オープンを念頭に置いて練習する。最高の5セットマッチなのだから特別な働きと練習が必要になる。それが僕をやる気にさせるんだ」
アンディ・マレーがATPワールドツアー・ファイナルで初優勝(2016年11月20日)(c) Getty Images
アンディ・マレーがATPワールドツアー・ファイナルで初優勝(2016年11月20日)(c) Getty Images
アンディ・マレーがウィンブルドンで優勝(2016年7月10日)(c) Getty Images